福祉の仕事

言語聴覚士

医療に関係する国家資格で、取得するには日本言語聴覚士協会が主催する資格試験に合格しなければなりません。試験を受験するには、文部科学大臣または厚生労働大臣が指定した教育機関を卒業することが必要です。合格率は5割ほどだといわれています。できて約10数年の比較的新しい資格です。それまで言語療法士、臨床言語士などの名称で、いくつかの団体がそれぞれに認定していた資格でしたが、1997年に言語聴覚士として統一されました。 言語聴覚士は、何らかの理由により聴覚、言語能力に障害をもつ人に対して専門的な訓練や指導を行い、機能の回復や障害による影響の軽減をはかります。また必要な検査や助言、指導なども行います。まず言語聴覚士が障害の度合いを調べるための検査を行い、その結果をもとに医師や歯科医師が診察を行うようです。通常の治療での回復が難しいと判断された場合は、言語聴覚士によるリハビリなどが行われます。嚥下障害や摂食障害なども言語聴覚士による訓練の対象になっています。 言語聴覚士が活躍する場としては、病院やリハビリテーションセンターなどの医療機関、障害者更生施設をはじめとする社会福祉施設、難聴学級などの教育機関があります。