福祉の仕事

福祉用具専門相談員

福祉用具とは、主に身体に障害を持つ人の生活を円滑にするための補助用具や機器のことです。車椅子や補聴器などから紙おむつまで幅広く、福祉用具とよばれています。福祉用具専門相談員は、厚生労働大臣が指定する講習会を受講することで、誰でも取得できる資格で、国家資格ではありません。講習は、介護と福祉用具に関する基礎知識などの研修、実際に用具について学ぶ実習があり、講習時間は実習合わせて40時間です(社団法人 シルバーサービス振興会などが行う福祉用具供給事業従事者研修会を受ける場合は50時間)。福祉用具が必要な人に対して、適切な用具を選択し用具の取り扱いなどのアドバイスや指導を行います。 介護保険制度では、福祉用具の貸与事業を行う際に、各事業所に2名以上の専門相談員を配置することが定められています。そのため、福祉用具を扱う事業所などで専門相談員の有資格者が求められています。しかし、社会福祉士・介護福祉士・理学療法士・作業療法士・義肢装具士・看護師・準看護師・保健師等の有資格者は福祉用具の専門相談員として認められているため、これらの資格保持者のいる施設では、特別に福祉用具専門相談員が必要とはならない可能性もあります。