福祉の仕事

作業療法士

国家資格の一つです。取得するためには、国家試験に合格することが必要です。試験は大学院、大学、短大、専門学校などで専門の課程を履修して卒業した者、専門の養成機関で3年以上学んだ者が受けられます。合格率は8割程度といわれています。 作業療法士は、理学療法士とよく似ており医療、スポーツ医療、リハビリテーションに深く関係しています。この資格を持つことで、医師の指導のもと、作業療法を行うことができます。作業療法は理学療法を引き継ぐかたちで行われることが多いといえます。理学療法が身体機能の回復を目的としているのに比べ、作業療法はその1段階進んだ療法とも考えられます。身体機能が回復したのち、食事や洗面、靴ひもを結ぶといった日常生活の動作の訓練や、粘土細工を作ったり木工作、手芸といった訓練的な作業を行うことで患者の自立を支援します。作業には仕事や日課、遊びなども含まれています。作業ができることが患者の自信につながり、生活や精神を豊かにできると考えられています。作業療法は身体的な障害を持つ人や高齢者など身体機能が低下した人に加え、知的障害者のための作業訓練も含まれます。 病院やリハビリテーションセンター、障害者福祉施設、自立支援センターなどでの活躍が期待される資格です。